松下電器からはがきが届いた

ポストを開けてみると1枚のはがきが入っていた。
宛名は無く、差出人は松下電器だ。 圧着の中はFF式暖房機の欠陥についてだった。
裏を見ると、

これは郵便局の「配達地域指定冊子小包」によりお届けしております。「配達地域指定冊子小包」とは、地域にお住まいの全ての皆様にお届けする郵便物です。

とある。 ということは日本中の全ての家に送ってるのか!? するってえと一体いくらかかるんだ?という疑問がわいた。
早速検索してみる。


http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn060126-2/jn060126-2.html


『全国47都道府県の約6,000万世帯』ということなので、6000万×50円で30億!!?
でもこれだけたくさんなら大口割引があるんじゃないか?ということで調べてみると、さっきの「配達地域指定冊子小包」に引っかかった。


http://www.post.japanpost.jp/service/parcel/town_plus.html


これだと最も安くて1枚17円で送れるようだ。 これで計算すると10億2千万円になる。 それでも莫大なコストだ。 オマケに+紙代+印刷費+人件費その他がかかるだろうから痛手は相当なものだと想像される。


『お客様の名簿把握進捗が全出荷台数の約60%という中で、告知徹底をさらに加速させるために実施する』とのことだが、捨てられちゃった物も多いだろうし、個人的にはこれ以上見つからないのではという気がする。 今回の告知で増えるとしてももう10%程度ではないか? それよりもユーザーリストが無い状態からよくここまで見つけたなと思う。


この問題に関してはここに至るまでの経緯があるので、このはがきによる告知についても賛否両論あるが、ここまでやる(またはやらなければいけない)のかと驚かされるとともに、純粋に今回やったことに関しては評価したい。